29.3.12
" sakura " Natural circulation
" sakura " blossom in Daikanyama
桜がようやく咲き出しました。まだほんの一部の桜です。目黒川沿いの桜の開花はもう少し時間が必要でしょう。グレーの町の東京がピンクになる日も間近です。自然の恵みは継続的循環 ( natural circulation )により毎年もっとも美しい姿を私達に見せてくれます。それはたとえ見る人がいようがいまいが一年に一度限られた時期に花を咲かせます。まるで生命の循環の証であるように。そこには商業的意図もなにもなくやるべき役割を確実にこなしていく。本来の美しさとはそういったものかもしれません。桜に学ぶ美は日本人の中に有る美意識の象徴なのでしょう。
文、写真:角田正弘
19.3.12
STEPHAN SCHNEIDER 2012 SS LOOK
STEPHAN SCHNEIDER 2012 SS LOOK
ステファン・シュナイダーの2012年春夏のコレクションのルックは”アイビー”別名コモンアイビーがアイコンとして上げられ、アイーの存在する場所の典型としてバルコニーというスペースがあり、そのインスピレーションからコレクションが製作させた訳である。開発の上では具体的にそのコンセプトを服作りに反映させた訳であるが、下記の写真のように、素材と素材のコントラストやパターンとソリッド等のテキスタイルの上でのコンビネーション、又アウター素材とデリケートな素材とのコーデュネーションに於ける組み合わせ等により、その特性を表現した内容になっている。
柄としては室内のカーテンやテーブルクロス等をイミージさせる細かいチェック柄等があり、イレギュラーシームやジャージとの切り替えを施されたシャツや、フロントとバックが切り替えられたトラウザーはクラシックな素材の中にモダンとトラディションを融合させる。又ワーク用ミシンを使用したステッチーワーク等によりクラッシックスをモダナイズさせる試みがとてもフレッシュでもある。それと今回のトピックとして、ステファン・シュナイダーのコレクションとしては初めてといって良い程、様々なレングスのトラウザーが製作された。勿論ロールアップにより丈を自由にコントロールする事も可能で、アウターウエアーのレングスサイズやバランスにより、着方の演出がたのしめる。
もっと詳しくコレクションを見る→
photo : text by Masahiro Tsunoda 2012 Marc © Lift Co.,Ltd
15.3.12
GUIDI BACK AND SIDE ZIPPER BOOTS
GUIDI 2012 SS SIDE & BACK ZIPPER BOOTS
サイドジップとバックジップブーツの違いとは?という質問を受ける事がある。一つは基本的に上記の写真で見ても解る通り景観的な違い、二つ目はジッパーのポジションによるクロージャーの違いであり、フィッティングに関して言えば、個人的な主観であるが同一のラストを用いているという事もあり、そんなには大差はないと思われる。
今期のリフトでの発注は限りなく肌の感覚に近いソフトホース、とても柔らかいベイビーカーフ。そしてそれとは対照的なシックで強いヘビーホースを素材として依頼し、その素材のコントラストによりチョイスの幅をお客様の好みにより選んで頂ける内容になっております。色はライトグレーやディープグリーンそして黒といった、それらの素材に対して一番表情だ出やすい色を選択しました。よりエレガントでより完成度を高め、Guidiシューズの一枚革製法(もっとも素材が生きるがもっともデリケートな作り方)が最良に発揮されるこれらのアイテムは正にGUIDI正当派のアイコンといえるでしょう。
取り扱い店舗:Lift écru 電話:03-5459-0635 ecru@lift-net.co.jp Lift étage 電話:03-3780-0163 etage@lift-net.co.jp
Further more information regarding the collection go from here→
*上記の写真で使用されている素材や色は一部、文の中で説明されているものと相違しておりますのでご注意下さい。
13.3.12
Y-project 2012SS
Y-PROJECT 2012 SS NEW COLLECTION
ヨハンセルファティーがY-PROJECTとしてラウンチングしてから第2回目のコレクションは、彼らしい面長のシルエットに上質な素材を使用し、アッシュカラーをベーストしたナイーブでありながら主張のあるコレクションに仕上がった。風に靡く素材は、軽量さとエレガンスを持ち合わせ、着る者の心を奪う。あくまでも上質であり、あくまでも芯が強く、そして自立した大人の為のコレクションは、パリのエスプリを利かせながら着る側の独創性をサポートする。
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12.3.12
m.a+2012 SS work
m.a+2012年SSの仕事
m.a+2012SSの作品が全揃いした。ペーパーヤーンを使用したジャケットや、ヘンプ素材のハーフコート、デニムのパンツや、ヘビージャージのニューシルエット、シューズ、レザーシャツとレザーパンツ等、m.a+の濃縮純度が純度が高い製品がリフトエタージュ店に並びました。
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10.3.12
LABEL UNDER CONSTRUCTIONの表現
LABEL UNDER CONSTRUCTIONの表現
素材に究極を求める作り手LUCA LAURINI の仕事は、素材に物語を、フォルムに命を注ぎ込む。着用者はそのメッセージを肌で感じ、視覚で楽しむ。そうして作品と着用者の間に、無言のままのコミュニケーションが誕生する。服を服として見るのか?それとも作品として見るのか?答えは両方なのであろう。ただ物を作るにはフレームが必要である。絵で言えば解り易い。それを服にするとサイズであり、フィッティングの許容範囲をさすであろう。ただそれは言い換えれば、着用上の伝統であって、クリエーションの発想そのものが全てフレーム内に収まるといいうものではないはずである。発想に於いてどこからが始まりでどこが終着点なのか、その答えは未来のみが知っている。
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文、写真:角田正弘 photo,text ©Masahiro Tsunoda 2012March.
9.3.12
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