31.8.12


DANIEL ANDRESEN 2012-13AW COLLECTION

ダニエル・アンドレセンの秋冬の新作は、ベースワークとするニットのストーリーを更に進化させ、着易さを与えながら、そこに繊細で且つ大胆な仕事を施した。完全にオリジナルの手法により製作されたニット編みのスタンドアップカラーブルゾンは、斜めに配置されたジッパーにより、実用性を高め、アームの内側にアッタッチされたゲージの異なるエラスタンにより、フィッティングをスポイルさせずにバランスを保持した。また、内側が振らし仕様のアイテムは、その着用のしかたでボリュームの遊びができる所が魅力的である。その他、ホースヘアーのクロージャー使いのアイテムや、スカーフと同じ組織のニットカーディガン等、クリーンでありながらそこに”洗練”を基本としてつくられたコレクションは大人の秋の装いを楽しませてくれることは間違いなし。