5.9.14

Layer-0の世界


Layer-0のアレッシオによる小さな個展がリフト・エクリュで開催されている。氏の仕事の象徴ともいえる作品、原革からその作品に必要なパーツと切り抜いたものに、ファブリウックにより、そのフォルムを協調したものである。コードバンに残された、その足取りは、第二の人生を迎える如く、自己主張をし、プロダクトとなって形成される。2Dから3Dへと変身を遂げたそのプロダクト達は、個々の意思を主張し出す事となる。

23.8.11

LAYER-0の世界



LAYER-0の世界

前回紹介させて頂いたLAYER-0世界観を検証する。中央イタリアのペルージャを活動のベースとするデザイナーのALESSIO ZEROによるプロジェクト。中央イタリアは物造りにおいてとても重要な場所であるとともに、カルペディエムやLabel Under Construction,m.a+,Guidiなどを排出してきたプロダクト系のワークの聖地といっても過言ではない。そういった環境下、Layer-0は自身の中に答えを求める物造りを遂行している。カルペディエム無き今、もっともその位置に近いブランドこそ”LAYER-0"なのである。




LAYER-0物語を見る→

photo©Masahiro text : Tsunoda

21.7.11

LAYER-0 DEBUT IN LIFT


































LAYER-0の誘い

今回から初めてLAYER-0をLift étageで開始する。それはデザイナーのアレッシオとのコラボレーションの開始を意味する。ペルージャを拠点に活動するLAYER-0。今迄幾度となくペルージャを訪問している。カルペディエムから始まり、レーベル・アンダー・コンストラクションそしてLAYER-0。ふと気がつくと、中央イタリアをベースとる作り手とのコラボレーションがとてもリフトにとって重要なKEYデ有る事を再認識する。作る背景がそこにあるという事もあろう。が、しかし本筋は、物作りに対する熱意、情熱、そして高い技術。それらをベースとして、そこに新たなアプローチを掛けようとしているスタイルこそが中央イタリア的なのであり、そのコンセプトがリフトとしてのフィールドに必要不可欠なのである。今後ますます楽しみなコラボレーションを是非温かい目で見守りながら期待をして頂きたいと思います。

作品:Layer-0のオマージュ Masahiro Tsunoda, photo©角田正弘